温熱・省エネ改修へのアプローチ

自然の偉大な力を活用して、快適な住環境を作っていく事が大切だと感じました。

快適性の6要素は、
 環境要素として:室温、表面温度、湿度、風速
 人的要素として:着衣量、代謝量

環境要素の室温、表面温度、湿度、風速をコントロール
 維持室温は21℃
 居室は滞在中は18℃以上、非居室は概ね16℃以上
 表面温度は、室温との温度差として1℃以内
 足下と頭部との上下温度差として3℃以内

手法として、断熱、日射熱取得、暖房計画、気密、日射遮蔽
 断熱性能:G1とG2の中間程度
 気密性能:5地域以南で1.0cm2/m2
 冬に日射が当たる南窓は取得型ガラスと日除け、
 夏に日射があたる窓すべてに遮蔽型ガラスと日除け。
 ハニカムスクリーン、障子、厚手のカーテン(上下いずれか密閉)も窓の断熱性能を向上させる。
 気密性能を上げることが上下温度差の低減につながる。5地域以南は2.0cm2/m2。
 特に、床周りの気密を上げる。気流止めは不可欠
 就寝時の暖房や起床少し前の暖房など、適切な暖房計画が必要。
 非居室(洗面)を暖房する選択肢もある。増えた分、太陽光をのせて相殺することも良い。
 第1種熱交換も冬湯の室温上昇と暖房エネルギー消費量減少に有効。

○目標温度達成を最小のエネルギーで実現することを目指す。
 2050年のカーボンニュートラルの実現を目指し、エネルギー消費量の削減の検討が必要。

詳細は、住宅医にて紹介しています。