1.既存住宅状況調査:内容

本調査は、既存住宅状況調査方法基準に適合する既存住宅状況調査です。目視を中心とした非破壊検査により、劣化事象等の状況を把握するものです。既存住宅の品質に関する正確な情報を消費者等に提供することが目的です。

既存住宅状況調査は、構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分の状況調査を原則として非破壊で行います。次の調査から構成されます。
:構造耐力上主要な部分の調査(黄色の部分の調査)
:雨水の侵入を防止する部分の調査(青色の部分の調査)
:耐震性に関する書類の確認(赤色の部分の調査)
調査結果は、構造耐力上主要な部分の調査と、雨水の侵入を防止する部分の調査結果を抽出した「既存住宅状況調査の結果の概要」と、耐震性に関する書類の確認結果を盛り込んだ「既存住宅状況調査の結果の報告書」にて報告します。

2.調査部位(木造、鉄骨造)
:構造耐力上主要な部分の調査(黄色の部分の調査)
:雨水の侵入を防止する部分の調査(青色の部分の調査)

3.調査指針