第1回:伝統構法木造住宅の耐震改修

地震周期によって被害のでやすい建物は変わります。地震時、在来工法は比較的短周期に共振し、古い在来木造は中くらい、伝統工法住宅は比較的長周期に揺れが大きくなります。
■建物周期Tは、一般的な木造住宅は T(秒)=0.03×H(建物高さ。勾配屋根では軒高と棟高の平均高さ)と算出しますので、高さを7Mとすると0.21秒となり、固有周期が短い新築に該当します。ちなみにRCでは高さに0.02を乗じて算出します。
建物は固有周期を持ちます。その固有周期に近い地震周期であった場合、被害が出やすくなります。

※詳しくは、耐震達人塾で紹介しています。