サウンディングデータから長期許容支持力と沈下量を推定する。
圧密沈下は、圧密沈下層が1mあるごとに、1年程度の期間、継続して進行します。
木造や鉄骨造2階建ての建物荷重は、概ね10~20KN/㎡程度。盛り土で考えると50cm~100cm。
ボーリング調査において、N値10以上の転圧良好な地盤では、直接基礎を採用しても問題が生じる可能性は低いですが、N値5未満であれば沈下が生じる恐れがあります。
一般的に砂質土を良質土といいますが、砂質土にやや粘性土が混ざっているものの方が、締まりやすい土となります。
地盤改良の設計基準強度は、一般的にはFc=150KN/㎡~300KN/㎡。この1/3の荷重が常時作用する荷重で、Fc=150KN/㎡であれば/㎡基礎を支えられる地盤改良を意味します。固化材の量は、一般的には100kg/㎥程度。セメント系固化剤を混入する影響で土量は1割程度膨張します。表層地盤改良の厚さは原則50cm~200cm。