■HomePage制作についての苦労話
事務所の開設にあたってホームページの情報を集めました。実際に、話を聞きにいったり。そこでわかった事は、依頼したHPは、HPの制作を依頼する会社が管理するサーバー上で作られる事が多く、その場合は、その会社との契約を打ち切るとHPがなくなってしまう。HPはいわばその制作会社の所有物と同じでその依頼した会社次第となるところに不安があります。毎月料金を支払うレンタルHPや、新規入力は依頼するもの、希望や不具合対応にも、最近は忙しくて、すぐにはきてもらえないという噂も聞きます。そういうことから、オープンプラットフォームの中で自由にHPを作り、新しい情報をすぐにアップしたりメンテナンスも自由に出来るようにしたいと考えました。作ってみるか!と思って情報を集める中で、WordPressがメジャーであることを知りました。最初は正直、難しそうだと感じましたが、とりあえず、だめもとで、お名前.comでドメインを取得。そしてこれまたメジャーのXserverと契約し、ドメイン名とXserverを紐付け、WordPressをXserverにインストールして、HPの作成を開始しました。テーマは業務用途でライトニングが、推奨されていました。思ったより直感的に進められます。常に改善進化しているオープンソースだからでしょうか。作り始めるとすぐに、HPを作成する上で、WordPressの使い方よりも、何をしたいのか、何をどのように伝えるか、構想やシナリオをができていないと進まない事がわかりました。自分の頭を整理することがまず必要でした。しかし、不動産の場合、喫茶店なんかと違って、物件の入れ替え更新が頻繁なので、それをどういうふうに処理したら良いかが問題です。最初に想いついたのが「例えばA3の用紙に12物件貼り付け、これを何枚も作ります。それぞれをヒットしたらそれぞれの詳細情報に飛び、戻るボタンで戻ってきます」というものでした。知識不足でそれしか思いつかず、作ってみましたが、枚数も多くなり、管理やメンテナンスが思うようにいきません「これでは駄目だ!」と暗礁に乗り上げてしまいました。素人の限界か!暫く悩みましたが、「投稿という概念で物件入力をして、それを拾い集めるようにすれば良いのではないか」と発想が浮かんだときに、上手くいくかもしれないと一筋の光がみえました!すぐに、いちから作り直しはじめました。カスタム投稿について調べながら、かなり苦労しましたが、投稿の表示順序を変えたり、非表示にしたり、削除したりが、自由におこなえるようなものができてきました。次に、お目当ての物件の「メール問い合わせ」をどういう風に受けるかという問題。単に質問の場合もあります。「お問い合わせ」を調べて、少しでも入力手間がかからないように、問い合わせ内容を、ポップダウン形式にするのと、どの物件かが特定出来るように物件内容が問い合わせに反映させることが課題でした。ここだけは、専門家に助けを仰ぎました。また、入力した内容をプリントアウトして有効に活用できるように意識しました。極力作業の効率化をできるようにとの想いです。そんなこんなで、なんとか、12月初旬のオープンに間に合うようにひとまず、完成させることができました。しかし、これだけでは、誰も見てくれるはずがありません。たとえ見てもすぐに離れていってしまいます。YouTubeのウエブロードを見て、これからの生き残るHPとしては、役立つ情報発信を地道に続けていく必要がある。とわかり、情報発信として、ブログとQ&Aをつくりました。アナリティクスをインストールして、どんな経路でどんな風に閲覧されるかの分析を始めました。「お店」と「ブログ」が、思いがけない地域や国の方にみてもらってることが解りました。しかし、不動産の場合、SUMOやAtHome経由で閲覧されることが多いようで、どちらにも属していない当社が物件情報を見てもらえる確率は無いに等しい現状です。起動に乗って実績が出来てきた暁には、立派なHPをプロに作ってもらうのが良いと想っています。でも、それまでは、背伸びせず、身の丈にあったこのHPを育てていこうと思います。
よく頑張って作ったわね。いいと思うよ。開設に間に合って良かったね。見てもらえるといいね!