畳のサイズ

畳の大きさといってもいろいろあって、
1．京間とか本間とよばれる95.5cm×191cmのサイズは関西・中国・九州地方に多く、
2．中京間は91cm×182cmで愛知、岐阜、三重、福島、山形、岩手、北陸地方に多く、
3．江戸間とか関東間とよばれる88cm×176cmは、関東、東北、北海道、全国的標準規格、
4．団地間とよばれる85cm×170cmは公団住宅、アパート、マンション等、
種類が多いよ。柱間の距離（グリッド）を955mmや910mmとまず決めると、壁間の距離は、
その倍数となるよね。その壁で囲まれた内側に畳みを敷くから壁厚の分だけ小さくなるんだ。
最近はツーバイフォー住宅も含めて、910mmや1Mグリッドが多くなってきたよね。
又、畳みの大きさをサブロク板ということもあるよ。大きさは3尺×6尺＝910mm×1820mm
襖（ふすま）や障子もほぼサブロク板の大きさだよ。畳みの大きさは昔の人間工学に基づいていて、
いまだに、日本住宅は畳みの大きさが基本になっているといえるね。