■1坪≒3.30579㎡ ってなぜ?日本人の忘れたくない基準!
坪(つぼ)はよく耳にするよね。土地や建築の面積に坪という単位を使うからね。
1坪=1間(6尺)×1間(6尺)
明治になると、1尺を 10/33m(メートル)と定め
1坪=(10/33×6)×(10/33×6)=約3.305785124m2
1坪の大きさは畳の2枚分、1坪≒3.3㎡。建築基準法や確認申請は㎡で統一されているよ。
ところで、この坪(つぼ)の語源は、歩(ほ)。昔の人の1歩は約90cm(3尺=半間とも言う)2歩で約180cm(6尺=1間)そして2歩四方が1坪の大きさともいわれる。
ちなみに、1人が1日に食べる米が収穫できる田んぼの面積を1坪。1年間分の米がとれる面積を360坪=1反(たん)、その米の量を1石(こく)と決めた。その後、秀吉の太閤検地で、1反=300坪に変更されます。坪という単位は、日本の歴史が背景にあるので、この先ずっとなくならないでほしい。
坪(つぼ)って変換しなくちゃいけないし、面倒くさいなって思っていたけど、ちゃんと歴史があるのね。1坪≒3.30579㎡、1㎡=0.3025坪という表記は、不動産業界では普通に使われているから覚えておいた方がよさそうね!